『復活の日』クリスマスディナー
1982年、西ドイツから盗まれたウイルスMM-88が事故によって全世界に拡散され、人類のほとんどが死に絶える。ウイルスは低温に弱かったため、南極基地に駐屯していた人々のみが助かった。残された人々は力を合わせて細々と生きていくことになるが、地震学者・草刈正雄はワシントンに巨大地震が起る可能性があり、その地震によってARS(自動報復装置)が誤作動する危険性を指摘、ボー・スベンソンと共にホワイトハウスへ装置を停止しに行くことになる。
スケールがでっかい映画。正直なところ、絶望的な終末を描きながらも都合良く高い技術を持った若干名が残るという展開に首をかしげるが、エンディングでアザラシがアオーンと吠えているのを見るとすべてがどうでもよくなってくる。南極や荒野、マチュピチュなどの自然風景や遺跡を映した映像は美しい。