『女殺し屋 牝犬』お茶漬け、コーラ、葡萄酒とカタツムリ
女殺し屋 牝犬
とある大物代議士(三島雅夫)の政治生命を握るメモを持つ男が仮釈になり、その男がメモを公開することを恐れた代議士は東洋商事社長(高橋昌也)に彼の殺害を依頼。社長はヤクザ(南原宏治)に、ヤクザはチンピラ(大川修)に男の殺害を依頼し、チンピラは競馬場の予想屋オヤジからある殺し屋を紹介される。その殺し屋とは、和風スナック「香代」のママ、香代(江波杏子)だった。香代は秘密メモを持つ男を箱根のホテルで見事殺害するも、万全を期する代議士の策略により口封じとして殺されかかる。香代はチンピラとヤクザを恐喝(&殺害)して東洋商事社長のことを吐かせ、自分の店の常連であり社長の愛人でもあるモデル・ミカ(赤座美代子)を通じて社長に接近しようとするが、社長も逆に香代の存在に気付き……
鏑木創の音楽をBGMに針を研ぐ江波杏子がマジで怖い殺し屋映画。
話はザックリだが、女性の服がカワイイのと、江波杏子と赤座美代子の百合っぽい雰囲気が良い。
┃ 和風スナック「香代」のお茶漬け
モデル・赤座美代子が撮影を終えて江波杏子の店へ遊びに来たときに注文するのがお茶漬け。だが、注文してすぐ彼女は「社長さん」との約束を思い出し、「また今度来たとき食べるね!」と店を飛び出してゆく。